
子供が成長するように、髪の毛が伸びるように、技術って長期間でいつの間にか身につくものですが、
短期間でも大量に描けばぐっと上がりますね
前々回から僕がどうやって似顔絵師になったのかを、つらつらと書いています。
IT企業を退職すると、佐賀の実家に帰ってきました。
それまでラクガキはしていても美術大学もでてないし美術部にも入ったこともなく、
ちゃんと勉強したことがなかったので、
とりあえず専門学校に入ろうと、
専門学校を集めたカタログみたいな本を買ってきて、
どこに入ろうか探しました。
博多に幾つかイラストが勉強できるところがあって、
九州デザイナー学院(以下 九デ)のイラストレーション学科に決めました。
それが6月ごろだったので、翌年の春からそこに通うまでは、塾の先生のバイトしてフリーターしながら、たまにイラスト公募してるところに出したりしながら過ごしていました。
そして九デに通い始め、本格的に絵を描く生活がスタートしました!
そこでは2年間通うんですが、
それと並行して、
ちょうど学校に入る前に、いまはもうなくなってしまったらしいですが、
講談社のフェーマススクールズっていう通信講座も始めました。
やる気に満ち溢れて勢いで入っちゃいました(^^;)
九デでは基礎的デッサンや画材の使い方など始めにざっとする感じで、
あとはイラストに関わるいろんなジャンルの実際の仕事をシミュレーションしたような課題がだされて、
それをがんばってやる感じでした。
覚えてるのは、
水彩、アクリル、カラーインク、パステル、鉛筆画などそれぞれの画材の技法を使ったイラスト制作、
絵本をつくる、カードゲームを作る、キャラを作る、
AdobeのIllustrator、Photoshopの使い方、
などなど




学校で描いた絵を作品集にまとめたときのもの。
並行して受講していたフェーマスはより美術知識や技術を細かく習得するような内容で、
構図の作り方、考え方、画材の使い方、デッサンの種類など、

05●
課題で描いた絵
専門学校はとりあえずやってみよう系、
フェーマスはしっかり学ぼう系
っていう印象でした。
今思えばどっちもやってよかったなと思います(^^)
専門学校時代は、
塾の先生のバイトをしながら、佐賀と博多を通っていました。
課題を仕上げるのに徹夜とか結構しましたが、
嫌になることはなくたのしくやってました。
ほとんどは高卒で入った人ばかりで、社会人経由して入った人もいたり。
その頃の同期のクラスメートのうち、数人は今でも絵を描いてるし、
第一線でゲームイラスト描いてたり、デザイン会社でデザイン作ったりしてるひともいます。
で、ここからタイトルに書いてある本題で、、(^^;)
2年間通ってる中で、
「あ、自分うまくなったな」
って思った瞬間があって、
それは、
夏休みの課題で「スケッチ100個」をやったときと、
卒業制作でA4サイズのイラストを60枚描いたときです。
スケッチ100個をやる前と後では、
描く慣れてる感じが違うなと感じてました。
卒業制作は、大喜利カレンダーっていって、
毎月1個大喜利のお題があり、その答えを週替わりのイラストで描いているっていうものです。
週に1枚なので、ひと月に5週ある月もあるので、5枚×12ヶ月ですね。
集大成的なものにしたかったので、月ごとに画材を決めて
色鉛筆画の月、鉛筆の月、水彩画の月、デジタルの月、など7種類の画材で描きました。
↓こんな感じなのを、12種類



制作していて、前半に描いている感じと、後半とでは自分でもクオリティがあがってるな〜と感じてました
今では、似顔絵1日20人とか普通ですし、
累計で26000人以上になってるので、その分上手くはなってるのかなと思います。
結局うまくなるには、
スケッチ100個とか、がっつりイラスト60枚とか、
似顔絵10000人とか、
量をこなさないといけないなとそのときに思いました。

何かの分野で人よりも優れたいなら、しっかりと時間をかけないといけないし、
しっかり時間をかけてやり続けるには、それが好きじゃないと続かない。
なので、やっぱり「自分の好きなことをする」っていうのが、
役に立つ人材になるために一貫して大事なことです。
卒業後のことは次回!
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